こんにちは。WONDERFUL GROWTH編集部です。昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大やIT技術の発達により、働き方も大きく変化しています。それに伴い、企業には人材育成の見直しが求められています。人材育成の見直しをするにあたり、人材育成の代表的な手法として挙げられる「OJT」「Off-JT」「SD」のどれで行うべきか、と悩まれる人材育成担当者の方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、OJT、OFF-JT、SD、それぞれの違いや特徴、またそれぞれのメリット・デメリットまで解説していきます。◯OJTとはOJTとは、「On-The-Job Training」を略した言葉で、「職業内訓練」を意味します。実際の業務を通して、必要な知識やスキルを身に付けさせる教育方法で、上司や先輩から部下や後輩を指導していきます。新入社員の研修で行われることが多いです。メリットとしては、実践の場で教育していくことで、早い段階で現場の経験を積んだり、スキルを身に付けたりできます。また、指導される側の新入社員だけではなく、指導する側の社員の成長も期待できるでしょう。一方で、指導する上司や先輩社員側に指導力が伴わない場合、狙っていた効果を得られないことがデメリットとしてあります。しっかりと効果を出すためにも、OJTの前に、指導する側の社員を対象にした研修を実施し、育成方法や育成の目的などを共有することが大切です。◯Off-JTとはOFF-JTとは「Off-The-Job Training」の略で「職業外訓練」を意味します。職業外という名の通り、職務現場を一時的に離れて行います。社内の育成担当者が行う場合もありますが、外部講師を招いて授業形式の座学研修、外部スクールやセミナーへの参加をするケースが多いでしょう。上司や先輩が指導者になるOJTとは違い、社内の育成担当者や外部の研修専任講師が指導者となることで、理論的で体形的な知識の習得がしやすいという点がメリットです。また、OFF-JTではグループワークを行う場合が多く、参加者同士での交流ができることもメリットとなるでしょう。しかし、外部講師を招いたり、外部の研修に参加したりすると、費用が発生するというデメリットがあります。また、外部に委託し研修内容も任せることで、社員個人の能力や身に付けてほしいスキルに合わない場合もあります。外部に委託する場合でも、研修内容の企画の段階で外部講師や研修担当者に研修の目的などをしっかりと共有するようにしましょう。◯SDとはSDとは「Self Development」の略で、「自己啓発」を意味します。つまりは、社員が自発的に学習するということです。社内外のセミナーへの参加や読書などを通じて学びの機会を得たり、業務に関連する資格やスキルを取得したりする社員に対し、会社側はセミナー参加や書籍の購入、資格受験に必要な費用の負担を制度として設けることが求められます。会社側が強制するものではなく、社員が自発的に行うSDは、社員にとって選択の幅が広く自由度が高いことがメリットとして挙げられます。また、社員が自分の時間を使って行うため、業務への影響が出ることもありません。ですが、メリットとしてある自由度の高さはデメリットともなります。社員からすると強制力があるものではなく、一人で行うため、途中で挫折する可能性があります。対策としては、上司が率先して学習したり、資格取得者へのお祝い金・合格報奨金などの制度を設けたりするといいでしょう。◯WONDERFUL GROWTHでは弊社では、研修や学びの機会を提供する際、企業が学んでほしいことを一方的に押し付けるのではなく、社員が自発的に学習に関心を持ち、企業に必要な知識やスキルを習得することを重要視しています。私たちのサービスに触れていただく全ての方が、自分のなりたい成長の姿になり、成長することへの喜びを感じてもらえるようサポートします。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。WONDERFUL GROWTH へのお問い合わせはこちらから。