入江工研株式会社様の育成論育成論について————最初に、現在人材育成についてどのようなお取り組みをされているのかを教えてください。伊藤様:現在当社では「守破離アカデミー」といういわゆる企業内大学への取り組みに最も力を入れています。その他にも、AI教育など現在注目されている領域についての学びの機会も設けるようにしています。こういった人材育成に対するコンテンツの企画は当社の代表が行っています。当社は理系タイプの社員が多いのですが、代表は情報に対して非常に敏感で、芸術家肌タイプの方です。代表自身の中で構築されているものももちろんあるのですが、直感やひらめきで「これをやってみよう!」と方針を打ち出し、私たちがそれを形にしていくということが多いです。当社は創業してからもうすぐ60年目を迎え、中小企業の中でも教育に力を入れている企業なのですが、ニッチな業界ということもあり、従業員の方は技術系の方がメインとなってきます。営業職の方でも、大手メーカーの技術系へ営業を行うことが多いため、一般的な企業で行われている人材育成の教育が当社では通用しないことが多くあります。その結果、何をすればいいのか、どうやって行えばいいのかを模索しながら育成を行ってきた中で、「技術の継承」に焦点を当てた結果、「守破離アカデミー」に辿り着きました。従来の育成の中でも早い段階で通信教育やeラーニングを実施してきましたが、やはりマネジメントや一般的なビジネススキルなどの基礎的な領域しか学習ができないということが多くありました。そのため、例えば溶接の技術に関する教育はOJTで行う必要がありました。また、OJTを行う場合でも、教える側のスケジュール確保も難しいという問題がありました。そういった課題があったため、守破離アカデミーでは、OJTで学ぶ領域をどうすればeラーニングを活用して育成に繋げられるのか、というところから始めていきました。他にも、動画やマニュアルを作成していつでも振り返ることができる環境を構築するなど、外部の企業さんにもコンサルティングしていただきながら、独自のコンテンツを作成しています。この人材育成のコンテンツを作成する際には、ほとんどの企業さんで私たちのような教育担当者がコンテンツを用意していると思います。しかし、当社の守破離アカデミーでは、現場の社員たちが自分たちでコンテンツを作り、それを部下や他部署の方が見て勉強するという仕組みが構築されています。そのため、私たちだけでなく、各部署の方々を巻き込み、それぞれの部署が自立して自分の部署の教育をコンテンツで制作するという環境があるため、社内全体が育成に参加する良い環境が生まれていると感じていますね。それぞれの部署で作成されたコンテンツは2ヶ月に1回、委員会で評価を行っています。守破離アカデミーが生まれて2年ほどになるのですが、現在のオリジナルコンテンツ数は66コンテンツになりました。今後は200コンテンツを目標に引き続き作成していきたいと思っています。————実際に守破離アカデミーを導入されてから従業員の皆様の声や変化はどのようなものがありますか。伊藤様:当社の特徴として、工場が市街地からだいぶ離れた地域にあったり、本社の採用枠が少なかったりということがあり、新卒採用を行うことが難しいというのが前提にあります。そのため、自社のニーズを踏まえたうえで中途採用を行うことが多いです。さらに、ニッチな業界ということもあり、業界業種を絞ってしまうと対象者が非常に少なくなってしまうため、採用の際には「未経験者歓迎」で採用を行っています。新入社員の従来の育成方法では、入社後すぐにOJTを実施するため、先輩のスケジュールに左右されやすく、学ぶ内容が状況に応じて異なることが多くありました。しかし、守破離アカデミーを導入してからは最初にコンテンツを見てもらい、仕事を覚えてもらうことが可能となったり、先輩のスケジュールに左右されることがなくなりました。そのため、従来では「最初のうちはすることが何もない時間があって辛い」という声が上がっていたのですが、その声がなくなり、良い変化が起きていますね。私も中途採用で管理職として入社したのですが、当時は何も教えてもらえなかったり、資料を渡されて見ているだけという時間もあったため、現在は仕事に入りやすい状況に大幅に改善されていると思います。また、コンテンツを作る側として参加する人も増え、それぞれが学んできたことや持っている技術・ノウハウを教える機会があるため、教える力を身に着けた先輩社員の学習定着にも繋がっていますね。代表の方について————代表の方についてもっとお伺いしたいのですが、代表の方はどのような方なのでしょうか。伊藤様:当社の代表は非常に明るくて優しく、面白い方ですね。代表は創業家の2代目になるのですが、一般的に2代目の方は苦労された経験がある方が多いと思っています。当社の創業者は、最初の新幹線を作った技術者の1人ということもあり、技術者として秀でていながら、カリスマ性も併せ持っていました。そんな創業者は、東京オリンピックの際に新幹線が出来上がったタイミングでもともとの仕事に区切りをつけて、独立起業され、当社が誕生しました。このような経緯があるため、会社を継ぐ際にはプレッシャーも大きかったと思いますし、自分の色をどのように出していくか悩まれたりすることもあったようです。実際に、継がれた際の苦戦した経験からも、当社の代表は自身の色を出して会社を成長させていると感じています。また、非常に多趣味な方で、楽器のフルートや華道、落語、テニスなど幅広く嗜まれています。その経験もあって、理屈ではなく芸術的発想を得意とされており、積極的に「これをやろう」、「あれをやってみよう」と提案してくれます。実際に、今日インタビューに参加しているメンバーは広報担当なのですが、実は2年前には広報担当がいませんでした。その際に代表が広報担当を作ろうと提案し、部署が立ち上がりました。現在の広報活動では会社の認知向上を目標としています。当社はBtoBということもあり、BtoCよりも認知されることは難しいですが、認知されることでより良い人材も集まってきますよね。そのため、少しずつ様々なメディアに掲載を行っており、今後のリクルーティングの際にもいい影響が生まれると感じています。村山様:現在はインタビューを獲得するなど様々なメディアへの掲載に動いていますね。伊藤様:実は当社の広報のメンバーは他の事業部と兼任して担当してくれています。会社の規模として専任で担当してもらうことが難しいこともあり、兼務してくれているのですが、その環境の中でも実績を残してくれていますね。代表もこの点を非常に高く評価しており、4月から兼務してくれている人たちを対象にした手当の制度が生まれる予定です。先ほどお話しした「守破離アカデミー」も代表発信だったのですが、限られた予算の中で育成を考えていた際に「これをやろう」と言ってくださって始まりました。このように、代表自らリーダーシップを発揮してくださりますし、先見の明がある方ですね。社員も代表の柔軟な発想に影響を受けるだけでなく、自ら発信し、新しい会社の魅力が次々に生まれていることを実感しています。代表は常々「会社として儲けることも大事だけど、ワクワクすることや夢のあることにチャレンジして欲しい。そしてそれを続けることが大事だ」と発信しています。当社は工場が四国に2カ所、埼玉に1カ所、営業所が大阪に1カ所と事業所が離れているため、コロナ禍の頃から動画で代表自身の考えや価値観を発信する機会を設けるようにしました。当社のような製造業では代表の思いを発信する機会は中々ないと思うのですが、代表が自ら率先して行動に移すことが育成などが成功している要因の1つとなっていると感じています。理念について————貴社が理念として掲げているものや価値観、考え方などに即して実施されている制度などがあればお伺いしたいです。伊藤様:当社では「完全な製品と出来る限りのサービスを顧客に提供し当社製品を永く使っていただき顧客の心を掴み続ける事により「100年続く会社」の実現を目指します」という企業理念を掲げています。しかし、社内では企業理念だけでなく、代表が普段から発信している「守破離」の価値観と、創業時から掲げている「3つの目標」を大切にしています。3つの目標は「優れた個性を伸ばす」、「信用と技術で勝負する」、「創造の喜びを共にする」を掲げています。今回お話しした「守破離アカデミー」を社員みんなで作り上げたことは3つの目標のうち、「想像の喜びを共にする」ということの実現へと繋がっています。また、「優れた個性を伸ばす」ということも常々意識しています。現在当社の提供している部品が宇宙で活用されていたり、国内外問わず使用されているのですが、今後も世界で戦っていくには1人1人がいかに優れた個性や技術を伸ばしていくかが大切となってきます。「守破離」とは千利休が提唱した考え方で「守」は「師や流派の教えを忠実に守ること」、「破」は「他の考えなど良いものを取り入れて発展させること」、「離」は「1つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出すこと」です。当社でも新しいものやチャレンジしたいという挑戦は受け入れるという文化があります。元々当社の社員は真面目な人が多く、中々自ら表現したり、提案・挑戦していくという人が少ない傾向にありました。そこで、この環境を変えていきたいという思いがあり、この「守破離」という考え方を普段から発信するようになりました。そのため、チャレンジすることに対して寛容であり、チャレンジしたことによる失敗を責めないという文化が根付きましたね。例えば、当社ではAIリテラシー教育を半年間かけて行っているのですが、この教育に携わりたい社員を挙手性で募集したところ、20人ほど立候補がありました。挙手制にすることで、立候補者が全く集まらないかもしれないという心配もありましたが、結果的に、代表自身もきっかけを与えることでやりたいと感じている人がいるということを知ることができました。この教育を受けたいと言ってくれている社員も多く、引き続きチャレンジできる機会は設けていきたいと思っています。こういった教育制度に関しては元々会社として実施したいという思いがあったこともあり、6年ほど前から資格や免許などを取得した際には奨励金を得られる制度があるのですが、現在では対象となる免許や資格は約170種類に及びました。当初は対象となる免許や資格は20種類程度だったのですが、社内資格も含めて会社も社員の成長に協力していきたいという思いがあり現在に至ります。その他にも、業務表彰や提案表彰を年間で行っております。制度以外の側面では、新入社員だけでなく、その年度に入社した中途社員にも入社式に参加してもらうようにしています。当社の新入社員は毎年2,3人程度しかいないため、新入社員同士が同じ部署に配属される機会が少なく、気軽に相談し合える横の繋がりが薄くなってしまう可能性があります。そのため、社内で相談できる環境や、協力し合える横の関係性をより強くするために、同じ年度に入社した中途社員にも入社式に参加してもらい、そのまま新入社員研修も受講してもらっています。4月の研修は東京本社、秋の研修では四国事業所で開催するため、研修外で観光するなど同期間でコミュニケーションを取る機会に繋がっていると感じています。また、事務職や設計を担当している社員は中々四国の工場に訪れる機会がないため、直接現場を見ることができる良い機会にもなっていますね。会社の歴史について————ありがとうございます。理念や考え方は元々あったものばかりではないと思うのですが、現在の理念や考え方でやっていこうと方針を決定した出来事などはありますか。伊藤様:実は、現在の代表が社長として就任した直後に社内の方針が分裂してしまうという出来事がありました。そして、当時のNo.2に当たる人が優秀な技術者と営業マンを連れて他社へ転職してしまうという会社としてとても大きな出来事がありました。その結果、お客様も離れてしまい、非常に厳しい状況へ陥ってしまったという歴史があります。そのため、会社を立て直す必要があったのですが、先ほどもお話ししたように当社の職種では即戦力になる人を採用することは非常に難しいという問題がありました。そこで、即戦力を採用するのではなく、自社で教育を行っていき、戦力になる人材を育成する必要が生まれました。また、最初は制度の設計などを外部の企業さんに担当してもらうなどして取り組んでいましたが、どれも失敗に終わってしまいました。この経験があったこともあり、自社で制度や育成など色々構築していかなくてはいけないという思いがあったのではないでしょうか。他にも、各拠点間の距離があるため、土地柄や組織内の文化・価値観が異なることもあり、教育方法を考えたり導入することも難しかったそうです。さらに、代表自身も「カリスマ性を持った創業者から会社を引き継いだ中で、特色を出していく必要もあるけれど、会社を永続的に繁栄させていく必要がある」と仰っていて、非常に悩まれた時期があったようです。そういった側面でも、代表自身も学んでいく必要があると感じて教育に力を入れられたのではないでしょうか。このような経験があって現在の教育や考え方に至っていますね。社員の皆様について————現在働かれている社員の皆様についてもお伺いしたいのですが、実際に活躍されている社員さんにはどのような方がいますか。伊藤様:今回インタビューに参加しているメンバーはまさしく活躍している社員だと感じています。中でも唐澤さんは入社の経緯からしてチャレンジ精神の強い方ですね。唐澤様:そうですね、私自身元々好奇心旺盛なタイプです。当社に入社した際も、最初は技術グループではなく、新規事業医療機器分野の一員として入社しました。当時は輸液ポンプの主要部品である加圧容器の開発を行っており、トライアンドエラーを繰り返しながらモデルを作り上げていきました。その結果、その商品が今年リリースされる予定です。現在は技術グループで真空機器のゲートバルブの設計やオーバーホールに携わっています。このように、チャレンジできる場を会社が与えてくれるだけでなく、チャレンジすることに対して失敗を責めない文化があるため、たくさんの失敗を気付きに変えて成功へ繋げることができる環境となっています。だからこそ、私自身もチャレンジしようと積極的にアクションに移していくことができていますね。実際に、「学び」というテーマで厚生労働大臣との意見交換の依頼が来ることもあり、チャンスを与えてくれる会社があるからこそ、その環境の中で自由にアクションを起こせるため、当社は逆にチャンスが飛び込んでくる環境でもあると言えるのではないでしょうか。また先ほど資格の奨励金制度のお話をしたように、資格取得のサポートもあるため、資格が取れるまで挑戦し続けようと思えますし、その結果自身のステップアップに繋がっていますね。当社の代表だからこそ、このような環境が構築されていると感じていますし、会社に対して感謝しています。————代表の方の考え方や価値観が反映されているからこそ、社員の皆様もそれを意識することで活躍の機会をつくられているのかもしれませんね。伊藤様:当社の代表に制度を提案する機会もあるのですが、ほぼ承諾してくれていますね。そのため、コロナ禍でもすぐにテレワークを導入したり、積立有給や時間単位での有給制度、時差出勤など柔軟に働くことができる環境を構築してくれますし、会社の利益ができた場合には社員にすぐに還元してくれるなど社員想いの代表ですね。事業について————事業の内容についてもお伺いしたいのですが、貴社のメイン事業について教えていただきたいです。伊藤様:簡単に説明すると、当社は半導体の製造装置の部品を作るメーカーです。半導体を作る際には真空状態にして、埃ができる限りない環境であることが重要です。その真空状態を作り出す装置が必要となるため、当社ではそこに特化した部品を作成しています。当社の事業は、「ベローズ」と呼ばれる蛇腹の部品、「ゲートバルブ」、そして真空状態を作るための容器などの真空機器の3つに分かれています。その中でもメインとなっているのがベローズです。林様:ベローズとは、アコーディオンのような蛇腹を持った製品で、真空を扱う分野では、一般的に金属で製作した筒状のものにひだを設け、伸縮性・気密性・バネ性を持たせたものを「ベローズ」と呼んでいます。ベローズにも種類があり、「溶接ベローズ」と「成形ベローズ」に分かれます。「溶接ベローズ」とは、言葉の通り溶接されたベローズのことで、「ワッシャー」と呼ばれるリングを1枚ずつ繋ぎ合わせて蛇腹にしたもので伸縮性に優れています。「成形ベローズ」とは、成形加工で製作されるベローズのことで、振動吸収に優れています。弊社では、独自の液圧成形法により製作を行っています。ベローズの使用用途は非常に幅広く、半導体の製造装置をはじめとし、医療用途や原子力の研究などにも使用されます。そして、ベローズのサイズも大きいものから小さいものまで用途によって幅広くあり、当社では多種多様な品種の生産を行っています。お客様からいただいた要望をベローズに反映させることでお客様の期待に応えていくようにしていますね。伊藤様:このベローズからさらに派生している製品は様々あるのですが、その1つに「ゲートバルブ」があります。先ほどもお話ししたように唐澤さんが設計に携わっていたものなのですが、このゲートバルブも元々ベローズを使って新たな製品を作り出せないかというところで開発されたものでした。ベローズやゲートバルブなどは世界的に携わっていたメーカー数がかなり少ないため、メーカー間でシェアを競ってはいるのですが、当社はある程度の市場ポジションは得ている状態です。また、鉄道車両向けのベローズとして「コンサベータ」と呼ばれる部品もベローズから派生したものです。実は、現在新幹線にも使われているため、信用が高く、海外の企業からも依頼の声がかかりました。このように、当社はベローズから始まり、派生して様々な事業に発展していきました。ベローズにも様々な種類があるのですが、1番最初は真空用ではなく、大型空調配管用の部品からスタートしました。配管を繋げる際には複数の配管を用いるのですが、繋ぐ際には熱膨張を起こした際や温度が冷えた際に伸縮するベローズが必要となります。大型配管の事業をやり始めて、そこから少しずつ真空用の機密性が高いベローズ作りに移行して行ったという歴史があります。求められる製品としても規格品ではないため、真空部品用のベローズはそれぞれの装置向けに仕様が出され、求められる寿命で作れるかどうかが重要となってきます。そこに関して、当社が長年培ったノウハウでお客様のニーズにお応えし続けています。未来のビジョンについて————今後さらに力を入れていこうと考えていることや取り組みたいことがあればお伺いしたいです。伊藤様:当社は現在医療事業に着手しています。とある企業マッチングイベントで出会った方から「吊るさない点滴を作れないか」とお話をお伺いし、手を挙げたのがきっかけでした。従来の点滴は吊るして使用するのが一般的だと思うのですが、在宅医療の現場では必要な機械を持っていくことが大変だということもあり、吊るさずに点滴を行えないかというところから当社の真空技術が活用できるのではと開発が開始しました。これは約7年ほど前から開発されていたのですが、現在ようやく商品として提供できる状態になってきました。これが実現すると、災害現場などでも活用していける商品となり、今後も注力していきたい事業だと考えています。また、代表としては、宇宙に関わる衛星部品にも携わっていきたいそうです。現在、衛星の「かぐや」や「イカロス」、「あらせ」、「みお」に当社の部品が使われています。こういった領域にチャレンジすることは、技術力を維持するだけでなく高めることにも繋がるため、引き続き挑戦していきたいと思っています。————最後に、今後どのような人と一緒に働きたいですか。伊藤様:わくわくすることや夢のあることにチャレンジする気持ちを持っている人ですね。そして、それを今後も続けていきたいという気持ちを持った人が当社に入社すると一緒に働いて楽しいのではないかなと思っています。総務人事係 兼 広報係林 隆太 様(写真左)2017年5月 入江工研株式会社 入社 四国事業所 総務係に配属2022年10月 入江工研株式会社 四国事業所 総務係と広報係を兼務2023年10月 入江工研株式会社 本社 総務人事係へ異動し、広報係兼務を継続営業グループ 兼 広報係村山 康子 様(写真右)2021年 8月 入江工研株式会社 派遣社員として営業本部 営業Gに配属2022年2月 入江工研株式会社 入社 営業本部 営業Gに配属2023年 6月 入江工研株式会社 営業本部 営業G及び広報係兼務