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KYT(危険予知訓練)とは?4ラウンド法の進め方と職場で続けるコツを解説
最終更新: 2026-10-18 / カテゴリ: 人材育成・研修 / 英語表記: Kiken Yochi Training (KYT) / Hazard Prediction Training
はじめに
作業の前に「ここに、どんな危険がひそんでいるだろうか」と全員で考えるだけで、事故の多くは防げるといわれます。KYTは、そのための代表的な訓練の手法として、製造や建設の現場を中心に、広く使われています。この記事では、KYTの意味、4ラウンド法の流れ、職場で続けるためのコツを整理して紹介します。
KYT(危険予知訓練)とは?
KYT(危険予知訓練)とは、作業や職場にひそむ危険の要因を、チームで話し合って見つけ出し、事故を防ぐ行動につなげる訓練の手法です。危険のK、予知のY、トレーニングのTを組み合わせて、KYTと呼ばれます。住友金属工業で開発された手法を、中央労働災害防止協会が整理し、広めたとされています。
標準的な進め方は「KYT4ラウンド法」です。第1ラウンドは「どんな危険がひそんでいるか」で、イラストや写真に描かれた作業の状況から、危険の要因と、それによって起こる事故の形を出し合います。第2ラウンドは「これが危険のポイントだ」で、出された危険の中から、特に重大なものを一、二項目に絞り込みます。
第3ラウンドは「あなたならどうする」で、絞り込んだ危険を防ぐための、具体的で実行できる対策を考えます。第4ラウンドは「私たちはこうする」で、対策の中から重点的に実行する項目を選び、チームの行動目標を決めます。第2ラウンドと第4ラウンドでは、指差し呼称などで声をそろえて確認し、意識を共有します。
KYT(危険予知訓練)がよく使われるシーン
- 朝礼や作業前のミーティングで、短時間の訓練として行う場面
- 新入社員や配置転換者に対し、安全教育として実施する場面