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対価型セクシュアルハラスメントとは?意味・環境型との違いを解説
最終更新: 2026-10-12 / カテゴリ: 労務・法令 / 英語表記: Quid Pro Quo Sexual Harassment
はじめに
「要求に応じなければ不利益な扱いを受ける」というように、職場での地位や権限を利用した性的な言動は、セクシュアルハラスメントの中でも特に悪質な類型として問題になります。このような類型を指すのが「対価型セクシュアルハラスメント」です。この記事では、対価型セクシュアルハラスメントの意味や使われる場面、理解しておくべき重要性を整理し、実務で活かすための視点を紹介します。
対価型セクシュアルハラスメントとは?
対価型セクシュアルハラスメントとは、職場における性的な言動への労働者の対応(拒否や抵抗など)によって、その労働者が不利益を受けることを指す言葉です。具体的には、解雇、降格、減給、労働契約の更新拒否、不利益な配置転換などが挙げられます。厚生労働省の指針では、職場におけるセクシュアルハラスメントを対価型と環境型の二つに分類しており、対価型は、性的な要求への対応の結果として具体的な不利益が生じる点が特徴です。上司が部下に対して性的な関係を要求し、拒否されたことを理由に不当な人事評価を行うようなケースが典型例として挙げられます。
対価型セクシュアルハラスメントがよく使われるシーン
- 職場におけるハラスメント防止研修で、セクシュアルハラスメントの類型を説明する場面