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CoE(センターオブエクセレンス)

English Center of Excellence

CoE(センターオブエクセレンス)とは、特定の専門分野における高度な知見やノウハウを組織横断的に集約し、全社的な標準化・高度化を推進する専門組織や機能のことです。人事領域では、組織・人事コンサルタントのデイビッド・ウルリッチ氏が提唱した人事機能の3本柱モデルの一つとして位置づけられます。このモデルでは、事業部門に寄り添い経営課題の解決を支援する「HRBP(HRビジネスパートナー)」、給与計算や勤怠管理などの定型業務を効率的に担う「シェアードサービス」、そして報酬設計やタレントマネジメント、組織開発といった専門領域ごとに高度な知見を蓄積する「CoE」の3機能が、それぞれの役割を分担しながら連携するとされています。CoEが策定した制度や施策の型を、HRBPが各事業部門の実情に合わせて展開することで、専門性と現場対応力を両立させやすくなる点が特徴です。

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CoE(センターオブエクセレンス)とは?意味・使い方・実務での活かし方を解説

はじめに

人事部門に求められる役割が、定型的な事務処理から経営戦略の実現を支える機能へと広がる中、業務ごとに専門性を集約した組織体制を検討する企業が増えています。本記事では、その代表的な考え方である「CoE(センターオブエクセレンス)」の意味や位置づけ、実務で活かす際のポイントを解説します。

CoE(センターオブエクセレンス)とは?

CoE(センターオブエクセレンス)とは、特定の専門分野における高度な知見やノウハウを組織横断的に集約し、全社的な標準化・高度化を推進する専門組織や機能のことです。人事領域では、組織・人事コンサルタントのデイビッド・ウルリッチ氏が提唱した人事機能の3本柱モデルの一つとして位置づけられます。このモデルでは、事業部門に寄り添い経営課題の解決を支援する「HRBP(HRビジネスパートナー)」、給与計算や勤怠管理などの定型業務を効率的に担う「シェアードサービス」、そして報酬設計やタレントマネジメント、組織開発といった専門領域ごとに高度な知見を蓄積する「CoE」の3機能が、それぞれの役割を分担しながら連携するとされています。CoEが策定した制度や施策の型を、HRBPが各事業部門の実情に合わせて展開することで、専門性と現場対応力を両立させやすくなる点が特徴です。

CoE(センターオブエクセレンス)がよく使われるシーン

CoEという考え方は、人事部門の組織再編やグローバル人事機能の設計を検討する場面でよく参照されます。報酬制度やタレントマネジメントなど、特定分野の専門チームを新設する際に、その位置づけを説明する枠組みとして使われることもあります。複数の事業部門やグループ会社を抱える企業では、各社に分散していた専門知見を一箇所に集約し、グループ全体で施策を標準化する取り組みの中で語られることがあります。人事だけでなく、情報システムや品質管理など他部門においても、専門性を集約する組織モデルとして同様の考え方が使われることがあります。

CoE(センターオブエクセレンス)を理解することの重要性

CoEを理解する意義は、人事機能を「誰が何を担うか」という観点から整理し直せる点にあります。専門性の高い制度設計や分析業務までを、事業部門支援や定型業務と同じ担当者が兼務してしまうと、いずれの業務も中途半端になりやすいという課題があります。CoEとして専門機能を明確に切り出すことで、報酬設計や組織開発など高度な専門性が求められる領域で継続的に知見を蓄積しやすくなり、結果として全社的な制度の質や一貫性を高めることにつながります。人事担当者にとっては、自部門の役割がHRBP・シェアードサービス・CoEのいずれに近いかを意識することで、必要なスキルやキャリアの方向性を考えるうえでの手がかりにもなります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 自社にとって専門特化のメリットが大きい人事領域(報酬設計、タレントマネジメント、組織開発など)を明確にする。
  2. CoE・HRBP・シェアードサービスそれぞれの役割分担と連携方法を明文化する。
  3. CoEで策定した施策や制度が、HRBPを通じて現場に浸透する仕組みを整える。
  4. 組織規模に見合わない過度な機能分割を避け、自社の規模に合った体制を検討する。
  5. 3機能の連携状況や役割分担の妥当性を定期的に見直す。

よくある質問(FAQ)

Q1. CoEはどのような企業でも導入すべきですか。

A. 専門機能を分離するだけの規模や業務量がない企業では、無理に組織を分割せず、必要な専門性を兼務や外部知見の活用で補う方が適している場合もあります。

Q2. CoEとHRBPはどちらが上位の組織ですか。

A. 上下関係ではなく役割分担の違いであり、CoEが専門知見の提供元、HRBPが事業部門への実装役という補完的な関係にあります。

Q3. CoEはどのような専門領域に設置されることが多いですか。

A. 報酬制度設計、タレントマネジメント、組織開発、人材育成、採用戦略など、高度な専門性が求められる領域に設置される例が多く見られます。

Q4. シェアードサービスとCoEの違いは何ですか。

A. シェアードサービスは給与計算や勤怠管理など定型業務の効率化を担うのに対し、CoEは制度設計や分析など専門性の高い非定型業務を担う点が異なります。

Q5. CoEを導入すると現場との距離が遠くならないですか。

A. その懸念があるため、CoEが策定した施策をHRBPが現場の実情に合わせて調整・展開する連携の仕組みをあらかじめ設計しておくことが重要です。

Q6. CoEを立ち上げる際、最初に取り組むべきことは何ですか。

A. 全領域を一度に専門化しようとせず、自社の経営課題に直結し、かつ専門知見の蓄積効果が大きい領域から段階的に着手することが現実的とされています。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

本記事のテーマは、自社の組織づくりや人材戦略を検討するうえでも重要な視点となります。具体的な進め方でお悩みの際は、貴社の状況に合わせてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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関連情報

  • カテゴリ:組織開発
  • スラッグ:coe
  • 想定URL:https://wonderful-growth.com/swk/hr_words/coe
  • 関連用語:HRBP、HRビジネスパートナー、シェアードサービス

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