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コンティンジェンシー理論

Reading コンティンジェンシーリロンEnglish Contingency Theory

コンティンジェンシー理論とは、有効なリーダーシップのあり方は置かれた状況によって異なるとする考え方で、状況適合理論とも呼ばれます。1964年に心理学者フレッド・フィードラーが提唱した「コンティンジェンシーモデル」が代表的なものとして知られています。

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コンティンジェンシー理論とは?意味とリーダーシップへの活かし方を解説

はじめに

チームを率いる立場になったものの、うまくいくときとそうでないときの差が大きく、その理由がつかめずに悩む管理職は少なくありません。実は、どのような状況でも通用する唯一絶対のリーダーシップスタイルは存在しないという考え方が、リーダーシップ研究の中で古くから提唱されています。その代表がコンティンジェンシー理論です。本記事では、コンティンジェンシー理論の意味や内容、実務での活かし方をわかりやすく解説します。

コンティンジェンシー理論とは?

コンティンジェンシー理論とは、有効なリーダーシップのあり方は置かれた状況によって異なるとする考え方で、状況適合理論とも呼ばれます。1964年に心理学者フレッド・フィードラーが提唱した「コンティンジェンシーモデル」が代表的なものとして知られています。

このモデルでは、リーダーのスタイルを「タスク中心・指示的なスタイル」と「人間関係中心・非指示的なスタイル」に大別したうえで、LPC(Least Preferred Coworker、最も苦手な同僚)という指標を用いてリーダーの特性を測定します。そのうえで、リーダーとメンバーの関係、課題の明確さ、リーダーの権限の強さという3つの状況要因の組み合わせによって、どちらのスタイルが高い成果につながりやすいかが変わるとされています。

コンティンジェンシー理論がよく使われるシーン

コンティンジェンシー理論は、管理職向けのリーダーシップ研修において、リーダーシップ理論の変遷を学ぶ題材として取り上げられることが多くあります。特性理論や行動理論だけでは説明しきれなかった、同じリーダーが状況によって成果を出せたり出せなかったりする理由を説明する理論として紹介されます。

管理職の配置を検討する場面でも、この理論の考え方が参考にされることがあります。あるリーダーを別の部署やプロジェクトに異動させる際、その人物のスタイルが新しい状況に適しているかを検討する視点として活用されます。また、リーダーシップの評価や育成計画を設計する人事部門にとっても、リーダー個人の資質だけでなく状況要因を踏まえて配置や支援を考える必要性を示す理論として参照されます。

コンティンジェンシー理論を理解することの重要性

コンティンジェンシー理論を理解することは、優れたリーダーとは何かを画一的に捉えないために重要です。ある職場で高い成果を上げたリーダーが、別の職場でも同様に成果を上げられるとは限りません。この理論は、リーダー個人の資質だけでなく、その人が置かれる状況との組み合わせによって成果が左右されることを示しています。

この考え方を人事部門や経営層が理解しておくことで、リーダーの評価や配置転換を検討する際に、合う状況を選ぶという視点を持てるようになります。また、リーダー自身にとっても、自分のスタイルが通用しない状況に直面した際、自分を否定するのではなく、状況との適合を見直すきっかけとして活用できます。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. リーダー自身のスタイルの傾向を把握する:タスク重視か人間関係重視か、自分がどちらに近いかを振り返ります。
  2. 配置先の状況要因を確認する:メンバーとの関係性、業務の明確さ、権限の強さを事前に把握します。
  3. スタイルと状況の組み合わせを検討する:異動や配置の際に、リーダーのスタイルが状況に適しているかを検討材料に加えます。
  4. 成果が出ない場合に個人の資質だけを問題視しない:状況要因も含めて振り返る視点を持ちます。
  5. 状況が変化した際は配置を見直す:組織やチームの状況が変わった場合、リーダーの適性も再評価します。

よくある質問(FAQ)

Q1. コンティンジェンシー理論とはどのような理論ですか。

A. 有効なリーダーシップのあり方は状況によって異なるとする理論で、状況適合理論とも呼ばれます。

Q2. 誰が提唱した理論ですか。

A. 心理学者フレッド・フィードラーが1964年に提唱した「コンティンジェンシーモデル」が代表的です。

Q3. LPCとは何ですか。

A. Least Preferred Coworker(最も苦手な同僚)の略で、リーダーの特性を測定するためにフィードラーが用いた指標です。

Q4. パス・ゴール理論とはどう違いますか。

A. パス・ゴール理論はリーダーがメンバーの目標達成の道筋を示す役割に着目するのに対し、コンティンジェンシー理論はリーダーのスタイルと状況要因との適合に着目します。どちらも状況に応じたリーダーシップを重視する点は共通しています。

Q5. 実務でどのように活用できますか。

A. リーダーの配置や異動を検討する際、本人のスタイルと配属先の状況要因が適合しているかを判断する視点として活用できます。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

状況に適したリーダーシップのあり方を見極めることは、管理職の配置や育成計画を検討するうえで重要な視点です。リーダーの配置や登用の考え方を整理したい、管理職向けのリーダーシップ研修を見直したいといった課題がありましたら、貴社の状況に合わせてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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関連情報

  • カテゴリ:マネジメント
  • スラッグ:contingency_theory
  • 想定URL:https://wonderful-growth.com/swk/hr_words/contingency_theory
  • 関連用語:パス・ゴール理論、状況対応型リーダーシップ、シチュエーショナル・リーダーシップ

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