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クロスファンクショナルチーム

Reading クロスファンクショナルチームEnglish Cross-Functional Team

クロスファンクショナルチームとは、特定の課題を解決するために、部門の垣根を越えて複数の専門領域から人材を集めて編成されるチーム

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はじめに

組織の課題は、一つの部門だけで解決できるとは限りません。複雑にからみ合った問題には、さまざまな立場や専門の知恵を持ち寄ることが求められます。そのために、部門の枠を越えて人材を集めて編成されるのが、クロスファンクショナルチームです。組織変革や新たな取り組みの場面で活用される手法であり、その考え方は組織運営に携わる人にとって理解しておきたいものです。本記事では、クロスファンクショナルチームの意味や用いられる場面、実務で押さえておきたいポイントを整理してご紹介します。

クロスファンクショナルチームとは?

クロスファンクショナルチームとは、特定の課題を解決するために、部門の垣根を越えて複数の専門領域から人材を集めて編成されるチームを指します。略してCFTと呼ばれることもあります。

通常の業務は、それぞれの部門が担当する範囲の中で進められます。しかし、組織全体に関わる課題や、複数の部門にまたがる問題は、一つの部門の視点だけでは十分に捉えきれないことがあります。そこで、営業や開発、製造、管理といった異なる部門から人材を集め、それぞれの知見を持ち寄って課題に取り組むのが、クロスファンクショナルチームの考え方です。さまざまな立場の視点が交わることで、一つの部門では気づきにくかった問題の本質や、新たな解決の糸口が見えてくることがあります。また、部門を越えた協力を通じて、組織内の連携が深まる効果も期待されます。一方で、異なる背景を持つ人が集まるからこそ、目的の共有や進め方の調整には丁寧な働きかけが欠かせません。

クロスファンクショナルチームがよく使われるシーン

クロスファンクショナルチームは、部門をまたぐ課題に取り組む場面で用いられます。たとえば、業務の改善や組織の変革に取り組むとき、新しい商品やサービスを生み出すとき、複数の部門に関わる問題を解決するときなどです。

近年では、変化の速い環境に組織が対応していくうえで、この手法があらためて注目されています。市場や顧客の求めるものが移り変わる中で、部門ごとに分かれた働き方だけでは、迅速で柔軟な対応が難しくなることがあるためです。部門の枠を越えて多様な知見を結集し、組織横断で課題に取り組む。こうした動き方が、変化への対応力を高める手がかりとして活用されています。人事の領域でも、部門を越えた連携を促す仕組みづくりとして、関心が寄せられています。

クロスファンクショナルチームを理解することの重要性

クロスファンクショナルチームを理解することは、組織の課題に多角的に向き合う助けになります。一つの部門の視点に閉じこもっていては見えにくい問題も、立場の異なる人々が知恵を持ち寄ることで、解決の道筋が見えてくることがあります。

組織運営や人事に携わる人にとっては、この考え方が連携を促す手がかりになります。部門の壁が高くなると、情報や知見が組織内で十分に行き交わなくなり、課題への対応が遅れることがあります。クロスファンクショナルチームは、こうした壁を越えて人と知恵をつなぐ場として機能します。ただし、ただ人を集めれば成果が上がるわけではありません。異なる部門から集まったメンバーが、目的を共有し、それぞれの専門性を活かし合うには、丁寧な調整と運営が欠かせません。チームの目的を明確にし、進め方の合意を丁寧に築いていくことが、成果につながる土台となります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. クロスファンクショナルチームが、部門を越えて人材を集めて課題に取り組むチームであることを理解します。
  2. 一つの部門では捉えにくい課題に、多角的な視点で向き合える点を押さえます。
  3. 部門を越えた協力が、組織内の連携を深める効果も持つことを意識します。
  4. 人を集めるだけでなく、目的の共有と進め方の調整が欠かせないと理解します。
  5. チームの目的を明確にし、それぞれの専門性を活かし合う運営を心がけます。

よくある質問(FAQ)

Q. 通常のチームと、どう違うのでしょうか。

A. 通常のチームが同じ部門の中で編成されることが多いのに対し、クロスファンクショナルチームは、複数の部門から人材を集めて編成されます。異なる専門や立場の知見を持ち寄り、部門をまたぐ課題に取り組む点に特徴があります。

Q. どのような課題に向いているのでしょうか。

A. 複数の部門に関わる課題や、組織全体に影響する問題に向いています。一つの部門の視点だけでは捉えきれない複雑な課題に、多角的に向き合いたい場面で活用されます。

Q. 運営で気をつけることはありますか。

A. 異なる背景を持つメンバーが集まるため、目的の共有と進め方の調整が重要です。チームの目的を明確にし、それぞれの専門性を尊重し合いながら進めることが、成果につながります。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

クロスファンクショナルチームは、組織の連携や課題解決の仕組みづくりと密接に関わります。部門を越えた協力や組織横断の取り組みに関する課題をお持ちの際は、外部の知見を取り入れることも有効です。具体的なご相談をご希望の方は、こちらのお問い合わせ窓口(https://wonderful-growth.com/contact)よりお気軽にお問い合わせください。

関連情報

クロスファンクショナルチームへの理解を深めるうえでは、「組織開発」「プロジェクトチーム」「組織マネジメント」といった関連用語もあわせて確認すると効果的です。これらはいずれも、人と知恵をつなぎ組織の成果を高めるという観点でつながっています。

✺ Editor’s Memo

現場での運用は、業界・規模・組織文化によって大きく変わります。記事内のインタビュー事例も併せて参考にしてください。

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