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ダイバーシティ

Reading ダイバーシティEnglish diversity

ダイバーシティとは、性別・年齢・国籍・障がいの有無といった属性的な違い(表層的多様性)に加え、価値観・経験・働き方のスタイルといった内面の違い(深層的多様性)まで含めた、組織内の多様な人材構成を指す言葉です。単に「違いがある状態」ではなく、その違いを組織の力に変えるという文脈で語られるのが特徴で、インクルージョンとセットでD&IやDE&Iという形で表現されることもあります。

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ダイバーシティとは?意味・使い方・実務での活かし方を解説

最終更新日: 2026-05-08 / カテゴリ: ダイバーシティ / 英語表記: diversity

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はじめに

「多様な人材が活躍できる組織でありたい」という言葉は、企業のメッセージとして広く使われるようになりました。一方で、ダイバーシティが具体的に何を指し、現場でどう活かすかは、企業ごとに整理の度合いが異なります。本記事では、ダイバーシティの意味、活用シーン、実務に活かす際のポイントを、人事担当者の視点で整理します。

ダイバーシティとは?

ダイバーシティとは、性別・年齢・国籍・障がいの有無といった属性的な違い(表層的多様性)に加え、価値観・経験・働き方のスタイルといった内面の違い(深層的多様性)まで含めた、組織内の多様な人材構成を指す言葉です。単に「違いがある状態」ではなく、その違いを組織の力に変えるという文脈で語られるのが特徴で、インクルージョンとセットでD&IやDE&Iという形で表現されることもあります。

ダイバーシティがよく使われるシーン

ダイバーシティは、主に以下のような様々なビジネスシーンで活用されます。

経営方針・人事方針の策定*: 中期経営計画や人材戦略の柱の一つとして掲げられます。

女性活躍推進・育児両立支援*: 女性管理職比率や育休取得率といったKPIと結びつきます。

グローバル人事*: 海外拠点を含めた人材ポートフォリオの設計や、多文化マネジメントの場面で参照されます。

シニア・障がい者雇用*: 法定雇用率の遵守だけでなく、戦力化の議論を進める文脈で用いられます。

イノベーション戦略*: 多様な視点を新規事業や商品開発に取り込むという観点で語られます。

ダイバーシティを理解することの重要性

ダイバーシティを正しく理解することは、組織全体の人材活用と意思決定の質を高めるうえで大きな意味を持ちます。

属性論にとどまらない議論ができる*: 表層と深層の双方を意識することで、施策が見た目の数値合わせに終わるのを防げます。

インクルージョンとの違いが見える*: 多様性が「ある状態」と、それを「活かせている状態」を分けて議論できるようになります。

採用・配置の幅が広がる*: 多様な人材が前提となれば、職務要件の見直しや働き方の柔軟化につながります。

法令や社会要請への対応軸になる*: 女性活躍推進法や障害者雇用促進法などの動向を、戦略の中で捉え直せます。

実務で活かすためのチェックポイント

ダイバーシティを自社の現場で活用する際には、次のような観点で確認すると、施策の精度が高まります。

  1. 自社が重視するダイバーシティの軸(属性・働き方・キャリアなど)を絞り込み、言語化する
  2. 表層的多様性(性別・年齢など)と深層的多様性(価値観・経験など)の両方をデータで把握する
  3. 採用・登用・処遇の各プロセスにおけるバイアスを点検する
  4. 管理職向けに、多様性を前提としたマネジメント研修(インクルーシブリーダーシップ等)を設計する
  5. 数値目標(女性管理職比率など)の追求と、組織内の納得形成プロセスを両立させる

よくある質問(FAQ)

Q. ダイバーシティとインクルージョンはどう違うのですか?

A. ダイバーシティは「多様性がある状態」、インクルージョンは「多様性が尊重され、活かされている状態」を指します。多様な人材を集めるだけでは効果が出にくく、それぞれが本来の力を発揮できる環境を整えるインクルージョンの取り組みとセットで設計することが重要だとされています。

Q. ダイバーシティ施策を進めると、社内から反発が出ないか心配です。

A. 多様性の推進は、既存メンバーが置き去りにされる印象を与えると反発を招きやすくなります。施策の目的(経営戦略上の必然性)を丁寧に説明し、誰もが恩恵を受ける働き方の柔軟化や評価の透明化と組み合わせて進めると、納得形成が進みやすくなります。

まとめ

ダイバーシティは、属性の違いを並列に並べるだけでは効果を生みません。経営戦略との接続と、インクルージョンを含めた運用設計があってはじめて、組織の力に変わる概念です。

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  • カテゴリ: ダイバーシティ
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本記事は、人事担当者・経営者・現場マネージャーの皆さまが、ご自身の課題解決のヒントとして活用いただくことを目的に作成しています。実際の制度設計や法令対応にあたっては、専門家への確認をおすすめします。

✺ Editor’s Memo

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