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ダイバーシティ&インクルージョン

Reading ダイバーシティインクルージョンEnglish Diversity & Inclusion

ダイバーシティ&インクルージョンとは、性別、年齢、国籍、障がいの有無、価値観、働き方など、あらゆる違い(ダイバーシティ=多様性)を受け入れ、それを組織の強みとして活かし、すべての従業員が能力を発揮できる環境をつくること(インクルージョン=包摂)を一体的に捉える考え方です。多様な人材を集めるだけでなく、その多様性を尊重し活かすための取り組みまでを含む点が特徴です。

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ダイバーシティ&インクルージョンとは?意味と推進のポイントを解説

はじめに

性別や年齢、国籍、価値観など、従業員の背景が多様化するなか、その違いをどう組織の力に変えるかは、多くの企業にとって重要な経営課題になっています。この考え方の土台となるのが「ダイバーシティ&インクルージョン」です。人事担当者がこの概念を正しく理解しておくことは、多様な人材が活躍できる組織づくりを進めるうえで欠かせません。本記事では、ダイバーシティ&インクルージョンの意味や使われるシーン、実務に活かすためのポイントを解説します。

ダイバーシティ&インクルージョンとは?

ダイバーシティ&インクルージョンとは、性別、年齢、国籍、障がいの有無、価値観、働き方など、あらゆる違い(ダイバーシティ=多様性)を受け入れ、それを組織の強みとして活かし、すべての従業員が能力を発揮できる環境をつくること(インクルージョン=包摂)を一体的に捉える考え方です。多様な人材を集めるだけでなく、その多様性を尊重し活かすための取り組みまでを含む点が特徴です。

この概念の源流は、1960年代のアメリカにおける公民権運動や1964年の公民権法制定にさかのぼります。人種や性別による雇用差別を是正するため雇用機会均等委員会が設置され、差別是正の取り組みが広がりました。その後1980年代以降、多様な人材を活かすことが競争力強化につながるという発想のもとで、企業経営における人事戦略としてダイバーシティ&インクルージョンの考え方が定着していきました。

ダイバーシティ&インクルージョンがよく使われるシーン

ダイバーシティ&インクルージョンは、採用活動の場面でよく使われます。幅広いバックグラウンドを持つ候補者を受け入れ、それぞれの個性を尊重する採用方針を打ち出す際や、多様な人材が活躍できる職場環境を対外的にアピールする際に用いられます。

また、人材育成や働き方改革の場面でも活用されます。多様な従業員が協働し成長できる研修プログラムの企画や、リモートワーク・フレックスタイムなど柔軟な働き方の整備において重要な概念となります。新商品開発や新規事業創出の議論で、多様な視点を歓迎する姿勢を示す際や、企業ブランディング・社会的責任の文脈で自社の姿勢を発信する際にも使われる言葉です。

ダイバーシティ&インクルージョンを理解することの重要性

ダイバーシティ&インクルージョンを理解しておくことは、変化の激しい事業環境で組織の力を最大化するうえで重要です。異なる視点や発想を持つ人材が集まっても、その違いが尊重され活かされる環境が整っていなければ、多様性は組織の強みにはなりません。

多様な人材が能力を発揮できる環境を整えることは、既存の枠組みにとらわれない新たな発想を生み出す土壌となり、イノベーションの創出にもつながります。人事担当者がこの考え方を理解し、採用・育成・評価の各制度に反映させることができれば、優秀な人材の獲得や定着、企業イメージの向上といった効果を組織全体で得やすくなります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 現状の多様性を可視化する:性別・年齢・雇用形態など、自社の人員構成を客観的に把握します。現状把握が施策立案の出発点になります。
  2. 無意識の偏見への理解を広める:採用や評価の場面に潜む先入観への気づきを促す研修を行います。理解の浸透が公正な判断につながります。
  3. 多様な意見を引き出す場を設ける:立場の異なるメンバーが発言しやすい会議運営を工夫します。心理的安全性の確保が活発な議論を生みます。
  4. 制度面の障壁を点検する:働き方や評価制度が特定の属性に不利になっていないか確認します。制度点検が実質的な機会均等を支えます。
  5. 推進状況を定期的に測定する:多様性指標や従業員の意識調査を継続的に実施します。測定の継続が施策の効果検証につながります。

よくある質問(FAQ)

Q1. ダイバーシティ&インクルージョンとは何ですか。

A. あらゆる違いを受け入れ組織の強みとして活かし、すべての従業員が能力を発揮できる環境をつくることを一体的に捉える考え方です。

Q2. ダイバーシティとインクルージョンはどう違いますか。

A. ダイバーシティは人材の多様性そのものを指し、インクルージョンはその多様性を活かし全員が能力を発揮できる環境をつくることを指します。

Q3. この考え方はどこから生まれましたか。

A. 1960年代のアメリカにおける公民権運動や公民権法制定を源流とし、1980年代以降に企業の人事戦略として広がりました。

Q4. なぜ企業にとって重要なのですか。

A. 多様な視点を活かすことがイノベーションの創出につながり、優秀な人材の獲得や定着にも寄与するためです。

Q5. 推進する際、企業が注意すべき点は何ですか。

A. 人材を集めるだけで終わらせず、無意識の偏見への理解や制度面の点検など、多様性を実質的に活かす取り組みまで伴わせる必要があります。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

ダイバーシティ&インクルージョンを掲げても、現場での運用や制度への反映が追いつかないという声は少なくありません。「多様な人材が活躍できる制度を整えたい」「管理職の意識醸成を進めたい」といったお悩みがありましたら、貴社の状況に合わせてご一緒に検討いたします。

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  • カテゴリ:組織開発
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