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オワハラ

Reading オワハラEnglish Owahara (job-hunting termination harassment)

オワハラとは、「就活終われハラスメント」を略した言葉で、企業が内々定を出した学生に対し、就職活動を終えるよう強く働きかける行為を指します。他社の選考を辞退するよう迫ったり、内定を出す条件として他社への就職活動をやめさせようとしたりする言動が、これにあたります。

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オワハラとは?意味と企業が知るべきリスク・対策を解説

はじめに

売り手市場が続くなか、内定を出した学生に自社へ入社してほしいという思いは、どの企業にも共通します。しかし、その思いが行きすぎると「オワハラ」と受け取られ、かえって企業の評判を損なうおそれがあります。本記事では、オワハラの意味や具体的な行為、企業が抱えるリスクと防止のための考え方を解説します。

オワハラとは?

オワハラとは、「就活終われハラスメント」を略した言葉で、企業が内々定を出した学生に対し、就職活動を終えるよう強く働きかける行為を指します。他社の選考を辞退するよう迫ったり、内定を出す条件として他社への就職活動をやめさせようとしたりする言動が、これにあたります。

具体的には、「内定を出すので、今ここで他社を断ってほしい」と迫る、内定式や研修へ頻繁に呼び出して物理的に拘束する、他社の面接日にあえて予定を入れる、といった行為が挙げられます。学生には職業を自由に選ぶ権利があり、こうした圧力はその権利を妨げるものとして問題視されています。厚生労働省も、青少年の雇用機会の確保等に関する指針の中で、学生の意思に反して就職活動の終了を強要する行為を行わないよう求めています。近年は社会的な関心も高まり、報道やSNSで取り上げられる機会が増えている用語です。

オワハラがよく使われるシーン

オワハラという言葉は、新卒採用の内定出しから入社までの期間に関する文脈でよく用いられます。採用選考の時期が企業によって異なり、学生が複数の企業から内定を得ることが一般的になったことを背景に、内定者を確保したい企業側の焦りから生じやすいとされています。

特に、大手企業に比べて知名度で不利になりがちな中小企業やベンチャー企業では、早めに出した内定を確実に入社へつなげたいという思いが強く働きます。その結果、意図せずオワハラと受け取られる言動をとってしまう場合があります。採用担当者向けの研修や、内定者フォローの方針を検討する場面で、避けるべき行為として言及されることが増えています。担当者に悪意がなくても、学生の側が圧力と感じればハラスメントになりうる点に、この問題の難しさがあります。

オワハラを理解することの重要性

企業がオワハラを理解することは、採用活動における信頼を守るうえで重要です。内定者を確保したいという思いは自然なものですが、その手段が学生の自由を奪う形になれば、企業への不信につながります。近年はSNSを通じて学生どうしの情報共有が活発であり、不適切な対応の評判は急速に広がるおそれがあります。

また、オワハラは目先の内定承諾を得られたとしても、納得のないまま入社した社員の早期離職を招きかねません。無理に囲い込んだ結果として入社後にわだかまりが残れば、本人にとっても企業にとっても望ましくない結果になります。学生の意思を尊重し、自社の魅力を丁寧に伝えることで入社を選んでもらう姿勢こそが、結果として定着にもつながります。採用担当者一人ひとりが、どのような言動が圧力と受け取られるのかを理解しておくことが、未然の防止につながります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 学生の職業選択の自由を尊重する:他社の選考辞退を強要しないという原則を全担当者で共有します。
  2. 圧力と受け取られる言動を把握する:拘束や即答の要求など、避けるべき具体例を整理しておきます。
  3. 内定者フォローの方針を定める:連絡の頻度や内容について、適切な範囲をあらかじめ決めておきます。
  4. 自社の魅力を伝えることに注力する:強制ではなく、納得して選んでもらう働きかけを重視します。
  5. 担当者への周知を徹底する:現場の採用担当者に、オワハラのリスクと指針を理解してもらいます。

よくある質問(FAQ)

Q1. オワハラとはどのような意味ですか。

A. 「就活終われハラスメント」の略で、企業が内々定を出した学生に就職活動を終えるよう強く迫る行為のことです。

Q2. 具体的にはどのような行為が該当しますか。

A. 他社の選考辞退を迫る、内定の条件として就活終了を求める、研修などで頻繁に拘束するといった行為が挙げられます。

Q3. 法的な問題はありますか。

A. 厚生労働省の指針では、学生の意思に反して就職活動の終了を強要しないよう求められており、避けるべき行為とされています。

Q4. なぜオワハラが起こるのですか。

A. 選考時期の多様化や売り手市場を背景に、内定者を確保したい企業側の焦りから生じやすいとされています。

Q5. 企業はどう対応すればよいですか。

A. 学生の選択の自由を尊重し、強制ではなく自社の魅力を伝えることで納得して入社を選んでもらう姿勢が求められます。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

学生から選ばれる採用活動には、内定者との適切な関わり方と、自社の魅力を伝える力の両方が欠かせません。内定者フォローの方針を見直したい、採用担当者の対応力を高めたいといった課題がありましたら、貴社の状況に合わせてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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