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ポテンシャル採用

Reading ポテンシャルサイヨウEnglish potential-based hiring

ポテンシャル採用とは、応募者が現時点で持つスキルや経験よりも、これから伸びる可能性や素養、意欲を重視して採用する手法を指します。職務に直結する専門知識や実務経験を必ずしも前提とせず、学習意欲や思考の柔軟さ、人柄や価値観といった、入社後の成長を支える要素に目を向けて見極めます。即戦力を求める採用とは対照的に、育成を前提として中長期の活躍を期待する考え方が根底にあります。

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# ポテンシャル採用 ## はじめに 人材を採用する際、即戦力となる経験者ばかりを探していて、なかなか出会えないと感じることはないでしょうか。経験や実績を重視する採用は確実性が高い一方で、対象となる人材は限られ、獲得競争も激しくなりがちです。そこで注目されているのが、本人の将来性や伸びしろに着目するポテンシャル採用です。本記事では、ポテンシャル採用の意味や活用される場面、実務で押さえておきたいポイントを整理してご紹介します。 ## ポテンシャル採用とは? ポテンシャル採用とは、応募者が現時点で持つスキルや経験よりも、これから伸びる可能性や素養、意欲を重視して採用する手法を指します。職務に直結する専門知識や実務経験を必ずしも前提とせず、学習意欲や思考の柔軟さ、人柄や価値観といった、入社後の成長を支える要素に目を向けて見極めます。即戦力を求める採用とは対照的に、育成を前提として中長期の活躍を期待する考え方が根底にあります。 対象となるのは、社会人経験の浅い第二新卒や、これまでとは異なる職種に挑戦したい未経験者などが中心です。求める人物像を経験の有無だけで線引きせず、本人の可能性に投資するという姿勢が特徴です。短期的な戦力化よりも、自社で長く力を発揮し、組織になじみながら成長してくれる人材を迎え入れることに重きを置きます。近年は、若手の確保が難しくなり、経験者の獲得競争も激しさを増すなかで、ポテンシャル採用を取り入れる企業が広がっています。 ## ポテンシャル採用がよく使われるシーン ポテンシャル採用は、経験者の獲得が難しい職種や、人材獲得の競争が激しい領域でよく用いられます。経験者だけに対象を絞ると応募が集まりにくい場合でも、未経験者まで視野を広げることで、出会える人材の幅が大きく広がります。事業の拡大に合わせて将来の中核を担う人材を計画的に確保したいときにも、有効な選択肢になります。 また、組織に新しい視点を取り入れたい場面でも活用されます。異なる業界や職種の出身者を受け入れることで、既存の発想にとらわれない考え方が組織に持ち込まれ、変化への対応力が高まります。育成の仕組みが整っている企業ほど、ポテンシャル採用を通じて入社後の成長を後押しし、本人の力と組織の成果を結びつけやすくなります。 ## ポテンシャル採用を理解することの重要性 ポテンシャル採用を理解することは、採用の対象を広げ、人材を確保する選択肢を増やすことにつながります。経験者に限定した採用では母集団が限られますが、可能性に着目することで、これまで見落としていた優れた人材と出会える機会が生まれます。採用が難しい状況が続くなかで、自社の採用力を高めるうえで欠かせない視点といえます。 一方で、入社後の育成や定着への配慮が前提になる点も重要です。期待する成長を実現するには、受け入れ後の教育や支援の体制が整っているかが問われます。本人の素養を見極める力と、入社後に伸ばす仕組みの両方がそろってはじめて、ポテンシャル採用は成果につながります。採用と育成を一続きのものとして捉える姿勢が求められます。採用して終わりにするのではなく、入社後にどう力を伸ばすかまで見据えることで、ポテンシャル採用は本来の効果を発揮します。 ## 実務で活かすためのチェックポイント 1. 経験やスキルだけでなく、学習意欲や思考の柔軟さなど、成長を支える要素を見極めます。 2. 自社で活躍する人材に共通する素養を整理し、見極めの基準として共有します。 3. 入社後の育成計画や受け入れ体制を、採用の段階からあわせて設計します。 4. 本人の希望と、入社後に任せたい役割との重なりを面談のなかで確認します。 5. 経験不足を理由に早期の評価を下さず、成長の過程を見守る姿勢を持ちます。 ## よくある質問(FAQ) **Q. ポテンシャル採用と新卒採用は、どう違うのでしょうか。** A. 新卒採用は、学校を卒業する見込みの人をまとめて採用する仕組みを指します。ポテンシャル採用は、新卒に限らず、第二新卒や未経験の社会人も含めて、本人の伸びしろを重視して採用する考え方です。対象の幅が広く、経験よりも可能性に着目する点に特徴があります。 **Q. ポテンシャル採用では、何を基準に見極めればよいでしょうか。** A. 現在のスキルよりも、これから伸びる力を支える要素に着目します。新しいことを学ぼうとする意欲、考え方の柔軟さ、自社の価値観との相性などが手がかりになります。あらかじめ自社で活躍する人材の特徴を整理しておくと、見極めの精度が高まります。 **Q. 採用後にミスマッチが起きないか不安です。** A. 可能性を重視する分、入社後の育成や支援が成果を左右します。期待する役割や成長の見通しを採用の段階で本人と共有し、受け入れ後の教育体制を整えておくことで、入社後のずれを防ぎやすくなります。 ## 自社の人材育成・組織課題に関するご相談 ポテンシャル採用は、採用の考え方だけでなく、入社後の育成や定着の仕組みと一体で進めることで効果を発揮します。採用基準の整理や、受け入れ後の育成体制づくりにお悩みの際は、外部の知見を取り入れることも有効です。具体的なご相談をご希望の方は、こちらのお問い合わせ窓口(https://wonderful-growth.com/contact)よりお気軽にお問い合わせください。 ## 関連情報 ポテンシャル採用への理解を深めるうえでは、「第二新卒」「中途採用」「採用ペルソナ」「採用ミスマッチ」といった関連用語もあわせて確認すると効果的です。これらはいずれも、求める人材像を見極め、自社に合う人材を迎え入れるという観点でつながっています。

✺ Editor’s Memo

現場での運用は、業界・規模・組織文化によって大きく変わります。記事内のインタビュー事例も併せて参考にしてください。

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