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スキップレベルミーティング

Reading スキップレベルミーティングEnglish Skip-Level Meeting

スキップレベルミーティングとは、直属の上司をあえて介さずに、さらに上位の役職者と従業員が直接対話するミーティングのことです。スキップレベルという言葉は、組織階層を一段飛ばすという意味に由来します。

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スキップレベルミーティングとは?意味と実施のポイントを解説

はじめに

経営層や上位の管理職が、現場の実態や従業員の本音をなかなか把握できずに悩む組織は少なくありません。情報が中間管理職を経由するうちに整理されすぎてしまい、現場の課題が正しく伝わらないという課題を抱える企業もあります。こうした課題への対応策として近年注目されているのが「スキップレベルミーティング」です。本記事では、スキップレベルミーティングの意味や活用場面、実施する際のポイントを解説します。

スキップレベルミーティングとは?

スキップレベルミーティングとは、直属の上司をあえて介さずに、さらに上位の役職者と従業員が直接対話するミーティングのことです。スキップレベルという言葉は、組織階層を一段飛ばすという意味に由来します。

通常の報告・連絡のルートでは、中間の管理職を経由する過程で情報が要約されたり、伝えるべき内容が取捨選択されたりすることがあります。スキップレベルミーティングは、このフィルターを外し、経営層や上位管理職が現場の生の声を直接聞く機会をつくることを目的としています。1on1ミーティングを代替するものではなく、通常の報告ラインを補完する位置づけで行われる点が特徴です。実施の主体は経営層や部門長側であることが多く、対象となる従業員を個別に指名する場合もあれば、希望者を募る形で運用する場合もあります。

スキップレベルミーティングがよく使われるシーン

スキップレベルミーティングは、経営層が組織全体の状況を把握したい場面でよく実施されます。特に、組織の規模が大きくなり、経営層と現場の距離が広がってきたと感じられる企業で導入されるケースが増えています。

新任の役員や部門長が着任した際、担当組織の実態を早期につかむための手段として活用されることもあります。また、従業員エンゲージメント調査などで組織課題が浮かび上がった際に、その背景にある実情をより深く理解するための補足的な対話の場として設定されることもあります。人事部門が経営層に現場の声を届ける仕組みを整える一環として、この取り組みを提案する場面も見られます。

スキップレベルミーティングを理解することの重要性

スキップレベルミーティングを理解することは、組織内の情報伝達における構造的な課題に向き合ううえで重要です。階層が増えるほど、現場の声が経営層に届くまでに変質してしまうリスクは高まります。この手法を適切に使えば、経営層が意思決定に必要な生の情報を得やすくなり、現場の従業員にとっても自分の声が届いているという実感につながります。

一方で、実施の仕方を誤ると、中間管理職が頭越しに評価されているのではないかと不安を感じたり、組織内の信頼関係を損なったりする恐れもあります。目的や進め方を正しく理解したうえで導入することが欠かせません。導入にあたっては、単発の取り組みで終わらせず、継続的な仕組みとして位置づけることも重要です。一度きりの実施では現場も本音を話しにくく、繰り返し対話を重ねることで初めて率直な意見が引き出せるようになります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 目的を明確にして共有する:現状把握が目的であり、評価や監視のためではないことを事前に伝えます。
  2. 中間管理職への説明を欠かさない:実施前に、対象となる管理職本人にも目的と実施の事実を共有します。
  3. 通常の報告ラインを代替しないようにする:1on1などの既存の仕組みと役割を分けて運用します。
  4. 話しやすい雰囲気づくりを心がける:評価につながらない安心感を伝え、率直な意見を引き出します。
  5. 得られた情報の扱い方を事前に決めておく:個人が特定される形でフィードバックしないなど、情報の取り扱いに配慮します。

よくある質問(FAQ)

Q1. スキップレベルミーティングとはどのような意味ですか。

A. 直属の上司を介さずに、さらに上位の役職者と従業員が直接対話するミーティングのことです。

Q2. 1on1ミーティングとの違いは何ですか。

A. 1on1ミーティングは直属の上司と部下の間で行われるのに対し、スキップレベルミーティングは上司の上司など、より上位の役職者との対話である点が異なります。

Q3. どのくらいの頻度で実施すればよいですか。

A. 明確な決まりはありませんが、月に1回から四半期に1回程度のペースで実施する例が多く見られます。

Q4. 中間管理職から不満が出ることはありますか。

A. 目的や実施の事実を事前に共有しないまま行うと、頭越しの評価と受け取られ不安や不満につながることがあるため、丁寧な説明が重要です。

Q5. どのような企業に向いていますか。

A. 組織の規模が拡大し、経営層と現場の距離が広がってきたと感じる企業や、現場の実態把握を強化したい企業に向いています。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

経営層と現場の対話の仕組みづくりは、組織の透明性や従業員エンゲージメントの向上にもつながる重要なテーマです。経営層と現場の距離を縮めたい、組織内の情報伝達の仕組みを見直したいといった課題がありましたら、貴社の状況に合わせてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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