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えるぼしマークとは?認定基準と企業が取り組むメリットを解説
はじめに
女性活躍推進の取り組みを対外的にどう示せばよいか、悩んだことはないでしょうか。社内で女性の活躍を後押しする制度を整えていても、それが求職者や取引先に伝わらなければ、採用や企業イメージの向上にはつながりにくいものです。こうした取り組みを可視化する仕組みが「えるぼしマーク」です。本記事では、えるぼしマークの意味と認定基準、取り組むメリットについて解説します。
えるぼしマークとは?
えるぼしマークとは、女性活躍推進法に基づく認定マークの愛称です。女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良な企業を、厚生労働大臣が認定し、認定を受けた企業は、このマークを商品やホームページなどに付けられます。評価項目は、採用、継続就業、労働時間等の働き方、管理職比率、多様なキャリアコースの5つで、満たした基準の数に応じて、認定は1段階目から3段階目に分かれます。申請できるのは、一般事業主行動計画を策定して届け出た企業で、申請先は都道府県労働局です。えるぼし認定を受けた企業のうち、行動計画の目標達成などの要件を満たした企業は、「プラチナえるぼし」の認定を受けられます(厚生労働省『女性活躍推進法特集ページ』『えるぼし認定、プラチナえるぼし認定の概要』、2026-10-30取得)。
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えるぼしマークがよく使われるシーン
えるぼしマークは、採用活動において女性の活躍推進に積極的な企業であることを求職者にアピールする場面で用いられます。求人広告や採用サイト、商品や広告にマークを表示できるほか、厚生労働省が運営する「女性の活躍推進企業データベース」に認定企業として情報が掲載される場面でも登場します。また、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定・届出を検討する場面や、公共調達における加点評価の対象として入札に参加する場面でも取り上げられる制度です。
えるぼしマークを理解することの重要性
えるぼしマークを理解することは、女性活躍推進の取り組みを社内外に示すうえで重要です。認定を受けるためには、採用や継続就業、管理職比率といった具体的な指標について目標を設定し、実際に改善を進める必要があるため、マークの取得を通じて自社の女性活躍推進の現状を客観的に点検する機会が得られます。人材の確保が難しくなる中、女性が活躍しやすい職場であることを示せるかどうかは、採用競争力や企業イメージにも直結する要素になりつつあります。星の数を増やすことだけを目的にするのではなく、5つの基準を通じて自社の課題を洗い出し、実質的な改善につなげる視点を持つことが大切です。2022年4月の法改正により、常時雇用する労働者が101人以上の企業にも一般事業主行動計画の策定・届出と情報公表が義務づけられており、これを機にえるぼし認定の取得を検討する企業が増えています。認定取得を検討する際は、自社の規模にかかわらず、まずは行動計画の策定状況を確認することが出発点になります。投資家や取引先が人的資本に関する情報開示に注目する機会が増える中、えるぼし認定は女性活躍の取り組みを客観的な指標として示せる材料としても位置づけられています。