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オープン・カンパニー

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オープン・カンパニーとは、企業や就職情報会社、大学のキャリアセンターなどが主催する、業界・企業・職種の理解促進を目的としたキャリア形成支援プログラムを指します。文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「三省合意」で示された四類型のうち、タイプ1に位置づけられる取り組みです。

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オープン・カンパニーとは?インターンシップとの違いを解説

はじめに

三省合意の改正によって、学生のキャリア形成を支援する取り組みは四つの類型に整理されました。その入り口に位置づけられるのが「オープン・カンパニー」です。従来の一日限りのインターンシップに近い形式でありながら、制度上の扱いが大きく異なるため、採用担当者には正確な理解が求められます。本記事ではオープン・カンパニーの位置づけと実務上の留意点を解説します。

オープン・カンパニーとは?

オープン・カンパニーとは、企業や就職情報会社、大学のキャリアセンターなどが主催する、業界・企業・職種の理解促進を目的としたキャリア形成支援プログラムを指します。文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「三省合意」で示された四類型のうち、タイプ1に位置づけられる取り組みです。

四類型は、タイプ1のオープン・カンパニー、タイプ2のキャリア教育、タイプ3の汎用的能力・専門活用型インターンシップ、タイプ4の高度専門型インターンシップで構成されます。このうちインターンシップと称することができるのはタイプ3とタイプ4のみであり、就業体験を必須としない説明会形式のプログラムは、オープン・カンパニーとして区別されます。学年を問わず参加でき、実施日数は単日が基本とされています。

オープン・カンパニーがよく使われるシーン

  • 早期の学生接点づくり:学部低学年を含む幅広い学年に向けて、業界や自社の魅力を伝える機会を設ける場面。
  • 母集団形成の入り口設計:本選考やインターンシップへ進む前段階として、認知を広げる施策を検討する場面。
  • 採用広報の企画:企業説明会やオープンイベントの位置づけを、三省合意の枠組みに沿って整理する場面。
  • プログラムの適法性確認:自社の取り組みがどの類型に当たるかを判断し、募集要項の表記を確認する場面。
  • 大学との連携:大学のキャリアセンターが主催する企業紹介イベントへ参画する場面。

オープン・カンパニーを理解することの重要性

三省合意の改正により、タイプ3・タイプ4のインターンシップで取得した学生情報は、一定の条件のもとで採用活動に活用できるようになりました。これに対してオープン・カンパニーは就業体験を伴わないため、取得した学生情報を採用活動に直接用いることは認められていません。この違いを理解しないまま募集要項でインターンシップと表記すると、学生の誤解を招くだけでなく、企業の信頼を損なう恐れがあります。

一方で、オープン・カンパニーには実施日数や参加学年の制約が少なく、企画の自由度が高いという利点があります。就業体験を伴うプログラムの設計には相応の負担が伴うため、まずはオープン・カンパニーで幅広く接点をつくり、関心の高まった学生をタイプ3のインターンシップへ導く設計が現実的な選択肢となります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 自社プログラムの類型を判定する:就業体験の有無や実施日数をもとに、自社の取り組みが四類型のどれに当たるかを整理します。
  2. 募集要項の名称を適正化する:就業体験を伴わないプログラムをインターンシップと表記していないか、募集文面を点検します。
  3. 取得情報の取り扱いを定める:オープン・カンパニーで得た学生情報を採用活動に用いない運用ルールを、社内で明確にします。
  4. 接点後の導線を設計する:参加した学生をインターンシップや本選考へどう案内するか、次の接点までの流れを設計します。
  5. 低学年向けの内容を工夫する:学部1・2年生の参加も想定し、業界理解や仕事理解を主眼とした構成に調整します。

よくある質問(FAQ)

Q1. オープン・カンパニーとインターンシップの最大の違いは何ですか。

A. 就業体験の有無です。オープン・カンパニーは説明会やイベント形式で就業体験を必須とせず、インターンシップと称することはできません。

Q2. オープン・カンパニーで得た学生情報は採用に使えますか。

A. 採用活動への直接的な利用は認められていません。採用活動に活用できるのは、要件を満たすタイプ3・タイプ4のインターンシップで取得した情報に限られます。

Q3. 参加できる学年に制限はありますか。

A. 学年を問わず参加できるとされており、学部1年生から大学院生まで幅広い層が対象となります。低学年への早期の接点づくりに適した類型です。

Q4. 実施日数はどの程度が想定されていますか。

A. 単日での実施が基本とされています。複数日にわたる就業体験を行う場合は、タイプ3の要件を満たすかどうかを別途確認する必要があります。

Q5. 従来の一日インターンシップはどう扱えばよいですか。

A. 就業体験を伴わない一日限りのプログラムは、オープン・カンパニーに該当します。名称をインターンシップから改める対応が必要になります。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

オープン・カンパニーは、学生との早期接点をつくるうえで有効な選択肢である一方、インターンシップとの区別を誤らない運用が欠かせません。採用プログラムの設計や見直しにお悩みの企業様は、ぜひご相談ください。

WONDERFUL GROWTHでは、採用活動の設計支援から社員研修の企画まで、貴社の状況に応じてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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