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はじめに
書類選考の場で、経歴の長さや在籍企業の規模に目が向いてしまい、後の面接で印象が大きく変わる。中途採用でよくある行き違いです。職務経歴書は、決まった様式がないぶん、読み手の力量が問われる書類でもあります。本記事では、職務経歴書の意味やよく使われる場面、実務で活かすための留意点を整理してご紹介します。
職務経歴書とは?
職務経歴書とは、これまでに従事した業務の内容、実績、身につけた知識や技能を具体的に記載し、応募先企業に自身の職務上の経験を伝えるための書類を指します。主に中途採用の応募時に、履歴書と併せて提出されます。
履歴書との違いは役割にあります。履歴書は氏名、学歴、職歴、連絡先といった基本的な情報を確認するための書類で、様式がおおむね定まっています。これに対し職務経歴書は、何をどのように担い、どのような成果を上げたかを伝えるための書類であり、決まった様式がありません。応募者が自ら構成を考えて作成します。分量はA4判で一枚から二枚程度が一般的です。
記載形式には主に三つの型があります。時系列の新しい順に記す逆編年体形式、古い順に記す編年体形式、そして経験した職務や分野ごとにまとめるキャリア形式です。転職回数が多い場合や、専門分野を強調したい場合にはキャリア形式が選ばれることがあります。
なお、外資系企業や海外での採用ではレジュメやCVと呼ばれる書類が用いられ、記載の慣行が異なります。日本国内の職務経歴書とは前提が違う点に留意が必要です。
職務経歴書がよく使われるシーン
- 中途採用の書類選考:応募者の経験が求める要件に合致するかを判断する場面。
- 面接の設計:記載内容をもとに、確認すべき点を事前に整理する場面。
- 配属先の検討:採用後にどの部署でどの業務を任せるかを見立てる場面。
✺ Editor’s Memo
現場での運用は、業界・規模・組織文化によって大きく変わります。記事内のインタビュー事例も併せて参考にしてください。
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