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ミスジェンダリング

Reading ミスジェンダリングEnglish Misgendering

ミスジェンダリングとは、本人が自認している性別(性自認)とは異なる性別として扱ってしまうことを指します。例えば、性自認が女性の人に対して男性を意味する言葉や代名詞を使う、あるいは日本語特有の「くん」「ちゃん」といった性差を伴う呼び方を、本人の性自認と異なる形で用いてしまうことなどが具体例として挙げられます。

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ミスジェンダリングとは?意味と職場での配慮を解説

はじめに

「トランスジェンダー」や「SOGI」といった言葉は職場でも徐々に知られるようになってきましたが、日々のコミュニケーションの中で実際にどのような配慮が必要かは、意外と整理されていないことがあります。「ミスジェンダリング」は、そうした具体的な場面に関わる言葉のひとつです。本記事では、その意味と職場での向き合い方について解説します。

ミスジェンダリングとは?

ミスジェンダリングとは、本人が自認している性別(性自認)とは異なる性別として扱ってしまうことを指します。例えば、性自認が女性の人に対して男性を意味する言葉や代名詞を使う、あるいは日本語特有の「くん」「ちゃん」といった性差を伴う呼び方を、本人の性自認と異なる形で用いてしまうことなどが具体例として挙げられます。

意図的であるか無意識であるかにかかわらず、当事者にとっては自分の存在が正しく認識されていないと感じさせる出来事になり得ます。特にトランスジェンダーやノンバイナリーの人に対して起こりやすいとされています。なお、本人の同意なく性のあり方を第三者に伝えてしまう「アウティング」とは異なる概念であり、ミスジェンダリングは主に「呼び方・扱い方」に関わる問題である点に違いがあります。

ミスジェンダリングがよく使われるシーン

ダイバーシティ研修やSOGIに関する社内啓発の場面で、具体的な配慮の例として取り上げられます。人事担当者が性別を尋ねる書類や名簿の設計を見直す際、無意識のミスジェンダリングを防ぐ観点から検討されることもあります。また、トランスジェンダーの社員が働きやすい環境を整える取り組みの中で、呼称や敬称の運用ルールを話し合う場面でも使われる言葉です。

ミスジェンダリングを理解することの重要性

ミスジェンダリングを理解する意義は、悪意のない言動であっても、相手を傷つけてしまう可能性があると認識できる点にあります。多くの場合、当事者は繰り返しミスジェンダリングを経験することで、自分の存在が周囲から認められていないと感じ、深く傷つくことがあります。

職場においては、性別を前提とした呼び方や書類上の性別欄など、日常に埋め込まれた慣習の中に、無意識のミスジェンダリングにつながる要素が潜んでいることがあります。この言葉を知ることは、そうした慣習を点検し、誰もが尊重される職場づくりを進める第一歩になります。悪意の有無を問わず結果として相手を傷つけうるという性質を理解しておくことが、適切な配慮につながります。

管理職や人事担当者がこの概念を理解しておくことは、当事者本人だけでなく、周囲の社員が安心して働ける環境を整えるうえでも重要です。誰かがミスジェンダリングを受けている場面を見過ごさず、必要に応じて周囲がさりげなく訂正できる雰囲気をつくることも、組織としてできる配慮のひとつです。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 本人の意向を確認する:呼び方や代名詞について、可能な範囲で本人の意向を確認します。
  2. 書類の性別欄を見直す:性別記載が本当に必要かどうか、書類ごとに点検します。
  3. 誤った場合は率直に訂正する:ミスジェンダリングをしてしまった際は、過度に取り繕わず訂正して次に活かします。
  4. 研修で具体例を共有する:ダイバーシティ研修の中で、日本語特有の呼称に関する注意点を扱います。
  5. 相談しやすい体制を整える:当事者が困りごとを相談できる窓口を明確にします。
  6. 管理職への周知を徹底する:チームを率いる立場の社員から率先して正しい理解を広めます。

よくある質問(FAQ)

Q1. ミスジェンダリングとはどのような意味ですか。

A. 本人が自認している性別とは異なる性別として扱ってしまうことを指す言葉です。

Q2. 意図的でなくても問題になりますか。

A. はい、意図の有無にかかわらず、当事者にとっては傷つく経験になり得るとされています。

Q3. アウティングとは何が違いますか。

A. アウティングは本人の同意なく性のあり方を第三者に伝える行為で、ミスジェンダリングは主に呼び方や扱い方に関わる点で異なります。

Q4. 誤ってミスジェンダリングをしてしまった場合はどうすればよいですか。

A. 過度に謝罪を重ねて場を気まずくするより、率直に訂正し、次から気をつける姿勢を示すことが望ましいとされています。

Q5. 職場ではどのような対策が有効ですか。

A. 呼称や代名詞に関する本人の意向確認、書類の性別欄の見直し、研修を通じた啓発などが有効です。

Q6. 一度きりの間違いでも問題になりますか。

A. 一度だけの言い間違いよりも、訂正されても改めなかったり、繰り返し行われたりすることの方が、当事者により大きな負担を与えるとされています。

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性の多様性に配慮した職場づくりは、日々の小さなコミュニケーションの積み重ねから始まります。研修設計や社内ルールの見直しについてお悩みの際は、貴社の状況に合わせてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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関連情報

  • カテゴリ:ダイバーシティ
  • スラッグ:misgendering
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  • 関連用語:SOGI、トランスジェンダー、アウティング、ジェンダーアイデンティティ

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