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繰下げ受給とは?年金を66歳以降に受け取る仕組みと増額率を解説
最終更新: 2026-10-26 / カテゴリ: 報酬・労務 / 英語表記: Deferred Receipt of Pension
はじめに
老齢年金は原則65歳から受け取れますが、受け取りを遅らせて年金額を増やす選択肢があります。この記事では、繰下げ受給の意味、増額率、注意点、人事担当者が従業員の相談に備えるポイントを整理します。
繰下げ受給とは?
繰下げ受給とは、老齢基礎年金や老齢厚生年金を、原則の65歳から受け取らずに、66歳から75歳までの間に受け取り始めることで、年金額を増やす仕組みです(厚生労働省「老齢基礎年金・老齢厚生年金の繰下げ受給」、2026-10-26取得)。基礎年金と厚生年金は、別々に繰り下げることができます。
増額率は「0.7%×繰り下げた月数」で決まります。月数は、65歳から受け取りを始めた月までを数えます。この増額率は受給開始後も生涯変わらず、最大では年金月額が84%増えます。
注意点もあります。厚生年金を繰り下げている間は、配偶者や子に加算される加給年金額が加算されません。基礎年金を繰り下げている間は、振替加算額が加算されません。加給年金額と振替加算額は、繰下げによる増額の対象外です。在職中に支給が停止される部分に当たる額も、増額の対象外となります。増額によって、医療保険や介護保険の自己負担、保険料、税金が増える場合もあります。
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繰下げ受給がよく使われるシーン
- 定年前後の従業員から、年金の受け取り方について相談を受ける場面
- 定年後再雇用の働き方や処遇を設計する場面
✺ Editor’s Memo
現場での運用は、業界・規模・組織文化によって大きく変わります。記事内のインタビュー事例も併せて参考にしてください。
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