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留職

Reading リュウショクEnglish Ryushoku (Corporate Volunteer Secondment Program)

留職とは、企業に籍を置いたまま、社員を一定期間、新興国のNPOや社会的企業などに派遣し、本業で培った専門スキルを活かして現地の社会課題解決に取り組んでもらう人材育成プログラムです。日本のNPO法人クロスフィールズが提唱し、企業向けに提供してきた取り組みとして知られています。

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留職とは?意味と企業が導入するメリットを解説

はじめに

「グローバル人材を育てたいが、海外赴任のような大規模な異動は難しい」「社会課題の解決を通じて社員の視野を広げたい」——こうした人材育成の課題を抱える企業の間で関心が高まっているのが「留職」というプログラムです。海外の社会課題解決の現場に社員を送り出すこの取り組みは、従来の研修とは異なる形で社員の成長を促す方法として注目されています。本記事では留職の意味と、企業が導入するメリットを解説します。

留職とは?

留職とは、企業に籍を置いたまま、社員を一定期間、新興国のNPOや社会的企業などに派遣し、本業で培った専門スキルを活かして現地の社会課題解決に取り組んでもらう人材育成プログラムです。日本のNPO法人クロスフィールズが提唱し、企業向けに提供してきた取り組みとして知られています。

「留学」が学業を目的に海外に赴くのに対し、「留職」は本業のスキルを社会課題の解決という異なる文脈で発揮する点が特徴です。派遣先は東南アジアや南アジアなどの新興国が中心で、期間は数週間から数か月に及ぶプログラムが一般的です。

留職がよく使われるシーン

  • 次世代リーダー・グローバル人材の育成:将来の経営を担う人材に、異文化・異業種での経験を積ませる場面で活用されます。
  • 社会課題への感度を高める研修:自社の事業とは異なる文脈で社会課題に向き合うことで、視野を広げる目的で実施されます。
  • CSR・サステナビリティ活動の一環:企業の社会貢献活動の一部として、留職プログラムを位置づける場面もあります。
  • イノベーション人材の育成:制約の多い環境で創意工夫を求められる経験を通じて、事業開発力を養う目的で活用されます。
  • 企業ブランディング・採用広報:社会貢献に積極的な企業文化を対外的に発信する材料として紹介される場面もあります。

留職を理解することの重要性

従来の海外研修や海外赴任は、事業拡大やポスト育成を目的とすることが多く、対象者も限られがちです。留職は、本業のスキルを異なる環境で発揮する経験を通じて、既存のやり方が通用しない状況でも成果を出す力や、多様な価値観を受け入れる姿勢を養うことができる点に特徴があります。

人事担当者がこの仕組みを理解しておくことで、従来の研修体系では対応しきれない「不確実な環境で成果を出す力」の育成手段として、留職を選択肢に加えることができます。特に、答えのない課題に挑む経験は、国内での通常業務だけでは得にくいものであり、次世代リーダー育成の一つの手段として位置づける企業も増えています。派遣後は、現地で得た気づきを組織に還元してもらう仕組みとあわせて設計することで、育成効果を組織全体に波及させやすくなります。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 派遣目的を明確にする:グローバル人材育成、イノベーション人材育成など、何を目的に留職を活用するかを整理します。
  2. 対象者の選定基準を定める:将来のリーダー候補など、誰を対象にするかの基準をあらかじめ検討します。
  3. 派遣中・派遣後のフォロー体制を整える:現地での活動を支援し、帰国後に学びを組織へ還元する場を設けます。
  4. 通常業務との調整を行う:派遣期間中の業務引き継ぎや評価上の取り扱いについて、事前に社内でルールを定めます。
  5. 実施団体・プログラムの実績を確認する:提供実績のある団体を選び、派遣先の受け入れ体制や安全管理について確認します。

よくある質問(FAQ)

Q1. 留職は海外赴任とどう違いますか。

A. 海外赴任は主に事業運営を目的とするのに対し、留職は本業のスキルを異なる社会課題解決の文脈で発揮する人材育成プログラムである点が異なります。

Q2. どのような社員が対象になりやすいですか。

A. 次世代リーダー候補や、将来的にグローバルな役割を期待される社員が対象となることが多いですが、目的に応じて対象範囲は企業ごとに異なります。

Q3. 派遣期間はどれくらいが一般的ですか。

A. プログラムによって幅がありますが、数週間から数か月程度の期間が一般的です。

Q4. 中小企業でも導入できますか。

A. 実施団体が提供するプログラムを活用すれば、自社だけで海外拠点を持たない企業でも導入は可能です。費用や派遣人数など、自社の規模に応じた検討が必要です。

Q5. 留職の効果はどのように測定すればよいですか。

A. 派遣前後での本人の意識・行動の変化を面談等で確認するほか、帰国後の組織への還元活動の内容を通じて効果を把握する方法があります。

自社の人材育成・組織課題に関するご相談

留職のような越境経験を通じた人材育成は、自社の育成方針や対象者の選定、フォロー体制の設計まで含めて検討することが成功の鍵となります。次世代リーダーの育成や、社員の視野を広げる研修設計にお悩みの企業様は、ぜひご相談ください。

WONDERFUL GROWTHでは、人材育成プログラムの企画設計から社内体制づくりまで、貴社の状況に応じてご一緒に検討いたします。ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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  • カテゴリ:人材育成・研修
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