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SBIモデル(SBIフィードバックモデル)

English SBI Feedback Model

SBIモデルとは、フィードバックを具体的かつ建設的に伝えるためのコミュニケーションの枠組みで、状況(Situation)、行動(Behavior)、影響(Impact)という3つの要素で構成されます。米国のリーダーシップ開発機関が体系化し、普及させたとされるフレームワークで、まず「いつ、どのような状況で」を示す状況、次に「相手が実際に取った行動」を示す行動、最後に「その行動が周囲やチームに与えた影響」を示す影響という順序で伝えることで、評価や感情を交えず、事実に基づいたフィードバックを行える点が特徴です。「いつも」「よく」といった曖昧な表現や、人格そのものへの言及を避け、具体的な事実に焦点を当てる点が、このモデルの核心といえます。

⌖ Detail

SBIモデルとは?効果的なフィードバックの伝え方を解説

はじめに

部下への指摘が、感情的な指摘や曖昧な表現になってしまい、思うように行動の改善につながらないと感じたことはないでしょうか。フィードバックは伝え方次第で受け止められ方が大きく変わり、同じ内容でも伝え方一つで相手の納得感が大きく変わってしまいます。こうした課題に対応する具体的な枠組みとして知られているのが「SBIモデル」です。本記事では、SBIモデルの意味と実践のポイントを解説します。

SBIモデルとは?

SBIモデルとは、フィードバックを具体的かつ建設的に伝えるためのコミュニケーションの枠組みで、状況(Situation)、行動(Behavior)、影響(Impact)という3つの要素で構成されます。米国のリーダーシップ開発機関が体系化し、普及させたとされるフレームワークで、まず「いつ、どのような状況で」を示す状況、次に「相手が実際に取った行動」を示す行動、最後に「その行動が周囲やチームに与えた影響」を示す影響という順序で伝えることで、評価や感情を交えず、事実に基づいたフィードバックを行える点が特徴です。「いつも」「よく」といった曖昧な表現や、人格そのものへの言及を避け、具体的な事実に焦点を当てる点が、このモデルの核心といえます。

SBIモデルがよく使われるシーン

SBIモデルは、上司から部下への1on1ミーティングや人事評価の面談で、行動の改善を促すフィードバックを伝える場面でよく使われます。同僚同士で行うピアフィードバックの場面や、プロジェクトの振り返りで特定のメンバーの貢献や課題を伝える場面でも活用されます。ポジティブな行動を強化したい場合にも有効で、望ましい行動が周囲に良い影響を与えたことを具体的に伝えることで、その行動の再現性を高める目的でも用いられます。管理職研修やコーチング研修において、部下指導の実践的な技術として紹介されることも多い枠組みであり、フィードバック面談の台本や記入シートのひな型として組み込む企業も見られます。

SBIモデルを理解することの重要性

SBIモデルを理解することは、フィードバックの質を高め、行動変容につなげるうえで重要です。曖昧な表現や感情的な指摘は、相手に納得感を与えにくく、時には反発を招くこともあります。状況・行動・影響という具体的な事実に基づいて伝えることで、相手は自分の行動を客観的に振り返りやすくなり、改善への納得感も高まります。また、このモデルは否定的な指摘だけでなく、称賛や感謝を伝える場面にも応用できるため、日常的なコミュニケーションの質を高める土台としても役立ちます。フィードバックを行う側にとっても、伝える内容を整理する助けとなり、感情的になりすぎず冷静に対話を進めやすくなるという利点があります。初めて部下を持つ管理職にとっては、何をどう伝えればよいか迷う場面が多いため、型として身につけておくことで面談への心理的な負担を軽くする効果も期待できます。

実務で活かすためのチェックポイント

  1. 状況を具体的に示す:「いつ、どのような場面で」を明確にし、相手が状況を思い出しやすくします。
  2. 行動を事実として伝える:解釈や評価を交えず、実際に観察された行動をそのまま伝えます。
  3. 影響を具体的に説明する:その行動が周囲やチーム、成果にどのような影響を与えたかを伝えます。
  4. タイミングを逃さない:行動から時間が経ちすぎないうちに伝え、記憶が鮮明なうちに振り返れるようにします。
  5. 称賛の場面にも活用する:改善指摘だけでなく、望ましい行動を強化したい場面でも、同じ枠組みで具体的に伝えます。

よくある質問(FAQ)

Q1. SBIモデルとは何ですか。

A. 状況・行動・影響という3つの要素でフィードバックを構成する、具体的で建設的な伝え方の枠組みです。

Q2. SBIとは何の略ですか。

A. Situation(状況)、Behavior(行動)、Impact(影響)の頭文字です。

Q3. どのような場面で使われますか。

A. 1on1ミーティングや人事評価面談、ピアフィードバックなど、部下や同僚への行動改善を促す場面で使われます。

Q4. 改善指摘以外にも使えますか。

A. はい。望ましい行動を強化したい称賛の場面にも応用できます。

Q5. 活用する際に注意すべきことはありますか。

A. 解釈や評価を交えず、実際に観察された事実に基づいて伝えることが重要です。

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