⌖ Detail
ワーカホリズムとは?ワーク・エンゲイジメントとの違いと職場の向き合い方
最終更新: 2026-10-29 / カテゴリ: マインド・行動 / 英語表記: Workaholism
はじめに
仕事に熱心な人と、仕事に追い立てられている人は、外から見ると似て見えます。しかし、本人の心身や職場への影響は大きく異なります。この記事では、ワーカホリズムの意味、ワーク・エンゲイジメントとの違い、職場で確認したい点を整理します。
ワーカホリズムとは?
ワーカホリズムとは、極端に働き、仕事への依存が過度になった状態のことです。ワーカホリックは、そのような状態にある人を指します。この言葉は、Oatesが1971年に初めて使ったとされ、身体の健康や私生活、人間関係にも支障が出る状態として示されました(労働政策研究・研修機構の論文、2013年。2026-10-29取得)。
長時間労働を自発的に行い、苦痛を感じない人とされることが多い一方で、その自発性には二つの種類があるとされます。仕事が楽しくて引き寄せられる場合と、強迫観念に追われて仕事に向かう場合です。定義は研究者によって異なり、仕事を楽しむという肯定的な側面を重視する見方もあります。
心理学では、Spence and Robbinsが1992年に、仕事関与、仕事への衝動、仕事の楽しみの三つの要素で、この状態を捉えました。Schaufeliらの2006年以降の研究では、否定的な面と肯定的な面を分けて扱う傾向が強まりました。
広告
ワーカホリズムがよく使われるシーン
- 長時間労働が続く従業員への対応を、産業医や上司と相談する場面
- 従業員のエンゲージメントを測る調査の結果を、読み解く場面
✺ Editor’s Memo
現場での運用は、業界・規模・組織文化によって大きく変わります。記事内のインタビュー事例も併せて参考にしてください。
— SHARE with カイシャの育成論 編集部